五十肩・四十肩は急に腕が上がらなくなったり、上げようとすると強い痛みが出る、寝返りで体重が乗ると痛みで目が覚めるなどの症状があります。この症状を良くするために、まず大前提として、五十肩・四十肩に年齢は関係ないということを知っておいてください。その次に、大切なのは肩自体ではないということ。
五十肩・四十肩の治療方法として、自分で出来る体操やツボ、病院で注射を打ってもらうなどがありますが、それらは確かに有効です。ですが、それはあくまで痛みを取ることであったり、一時的に上がりやすくするだけであることが多いのです。根本的には改善されたとは言えません。

五十肩・四十肩の根本改善とは、全く問題なく肩関節がぐりんぐりん動く状態です。それが当たり前なのです。言ってしまえば、痛みが出なくなっても腕が上がらなかったり、上りはするけど動かしにくいのであれば、一時的に症状をごまかしているだけです。

百年整体葛西院では、肩が痛みなくぐりんぐりん動く状態を当たり前のゴールとして五十肩・四十肩を改善していきます。中途半端にしていては、結局またぶり返してしまったり、同じことを繰り返してしまうからです。

肩の関節は球体の丸っこい関節です。人体の中でも数少ないこの形は上下左右に広い可動域を持ちます。その関節の動きが制限されるという状態は、もはや肩だけの問題ではないんですね。

肩の関節を構成するのは、肩甲骨、鎖骨、そして上腕骨です。肩甲骨と鎖骨がお椀のような形で上腕骨の動きを支えています。このため、肩甲骨の動きがとても重要になります。

けれど、肩甲骨の動きをつけてあげれば解決、とはいきません。何故なら、肩甲骨もですが、鎖骨も肩関節を構成しているのですから、鎖骨の動きにも注意しなければなりません。更に、肩甲骨と鎖骨がなぜ動きを悪くしているのか、を考えていくと、肩だけが悪いのではないのだということが分かってくるのです。

肩甲骨、鎖骨は、どちらも肋骨の上に乗っています。これらが動く時は、筋肉や腱に引っ張られながら肋骨の上を滑っているような状態になるのですが、例えば肋骨がゆがんでいてデコボコしていたとしたらどうでしょうか。滑らかな道を歩くのは楽ですが、デコボコした岩場だと引っ掛かったり躓いたり大変ですよね。
肩甲骨、鎖骨の動きが悪いことで肩の可動は制限されますが、その土台となる肋骨のゆがみによって肩甲骨と鎖骨に制限が掛かっているのです。

これは、更にさらに追いかけていくと、肋骨の付いている背骨の並び、その背骨を支える骨盤、股関節、膝、足首・・・内臓や体液循環も関わってくることになります。要するに身体全体で五十肩・四十肩の原因を考えなければならないということです。

身体全体を検査し、どこに本当の問題があるのかを見つけ施術することで、五十肩・四十肩の根本的改善が可能です。

百年整体葛西院では、全身を検査し、一つひとつの関節、筋肉、体内循環をチェックしながら施術していきます。一言に五十肩・四十肩だといっても、人により本当の原因がどこにあるかはバラバラです。

足首から頭蓋骨まで隈なく施術していくことで、肩の正常な可動域を取り戻し、痛みも無く快適に動かせる身体を取り戻していきます。
痛くて腕を上げられない、物を取る時に痛い、寝返りが苦痛。そういった痛みをしっかり無くしていきましょう。もちろん、痛みは無くても可動域に制限があっても問題ありません。石灰化した関節でも、徐々にですが正常に動くようになります。
諦めず、ぜひ一度ご相談ください。